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2009年9月 7日 (月)

プレイヤーの傾向を心理学的区分で分析する

何か新しい事をしようとしているかの件名ですが、ただの本の紹介です。

CEDECに参加した時、ふと見つけて興味を持ち買いました。読んでみたらとっても面白かったので、興味を持つごく一部の人向けに。

本自体は、売れるゲームをデザインする為の指標を作ろうと目指しているものです。ゲームを購入する為の経路(ハードゲーマーがネット上で評価し、それを見てセミハードゲーマーが購入し・・・)を分析したり、心理学分析で人を16パターンに分析し、各パターンでのプレイスタイルをアンケートなどを元に概念定義する、など読み物としても面白いものでした。

どうしても自分が理解できるのは自分だけ、なんですけど心理学的な区分を使って「世の中にはこういう人も、このぐらいの割合でいる」と言われるとなんとなく納得してしまいます。なんとなく、ですけどね。

また、大会に向けて研鑽し積極的に参加するのは、大きく分けても(ゲームサイトでアンケートをした人口比率ですら)1/8程度のようです。ほむほむ。

個人的には前半の方が興味深かったのでそちらばかり書きましたが、本の後半ではインターフェイスデザイン(オートセーブとか)がなぜ重要なのかとか、シミュレーション・アクション・その他各ジャンルへの説明などもありました。


面白かった説明を2つほど。引用ではなく、思い出し書きです。

「Aというゲームジャンルのファンがゲーム人口の10%いて、Bのファンが10%いる。
AとBのジャンルをミックスしたソフトを出すと、20%のファンを取り込むのではなく
実際はAかつBのファンである1%の人口が購入する」

「心理学的傾向から、征服者・マネージャー・放浪者・参加者に分けられ、更にハードコアプレイヤーとライトプレイヤーに分けられる。参加者はサンプル数が少なく、確かな事は言えない。心理学統計的には全区分の人口がある程度均等なので、参加者属性の人はゲームに適性がないか、彼らをターゲットにしたゲームが市場に存在していないのかもしれない」


こういった話は自分の疑問(例えば「なぜこの催しにみんな参加してくれないんだ!」とか)に満足のいく答えをしてくれる(なぜなら、そのイベントは~%の人にしか受け入れられないからだよ)ので、精神衛生上良いですね。まるで意味不明の症状の患者に、医者が「それは~症候群だよ」って答えてくれるのと同じレベルですけどw

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コメント

ポチりました

投稿: yuuyuu | 2009年9月 8日 (火) 02時36分

ありがとうございます :)
ちょっと対象年齢が高い(1980年代の話も多く出てくる)本ですが
すこしでもゲーム製作に興味がある人には面白いですよー。

投稿: matsujun | 2009年9月 8日 (火) 13時28分

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